アミノ酸型のシャンプーで気をつけたいこと
アミノ酸系のシャンプーでこれだけは守るべき手順
肌にも髪にもソフトでなめらかな仕上がり、きめ細かい泡質など・・
良いことばかりのように感じるアミノ酸型洗浄剤のシャンプーですが、
気をつけたいポイントを今回ご紹介したいと思います。
洗うのはソフトに短時間でOKだが、すすぎが大事!
アミノ酸型洗浄剤の特徴は何と言ってもそのマイルドさにあります。
ただし、そんなマイルド洗浄剤も肌に塗った状態で何時間も放置すると
肌荒れを引き起こすリスクが大きくなります。
つまり、洗い残しがあるとリスクになるということです。
最初の写真をご覧になってください。
シャワーを、このように掛けた状態で遠くから浴びるだけ、では、
洗い残す可能性がぐっと増えます。
水圧が弱く、またお湯が拡散してしまっているのでどうしてもきれいに洗い落としにくいのです。
すすぎはシャワーを持って頭皮のすぐ近くから!
シャワーヘッドは壁に掛けたままにせず、手で持って頭皮のすぐ近くから掛けましょう。
2番めの写真のように、かなりの接近戦です。
このようにシャワーすることで、水圧をしっかりかけ、最も効率的にシャンプーを落とすことができます。
アミノ酸、ペプチド系の洗浄剤はしっかり落とそう!
ココイルグルタミン酸TEA、ココイル加水分解コラーゲンKのような洗浄剤はとても感触がよく、洗い落としすぎず、皮膚や髪に大変マイルドな素材です。
アミノ酸自体が皮膚に親和性が高いため、しっとりとしたコンディショニング効果が残りやすいのも特徴です。
ただし、残りすぎるのはNGです。
コラーゲンをはじめペプチド、PPTと呼ばれる素材は稀にアレルギーを起こす可能性があるので、基本的に肌に塗ったまま放置するのは他の洗浄剤同様よくありません。
しかも、ラウレス硫酸ナトリウムのように洗いだら速やかに流れ落ちるタイプの洗浄剤より、多少残りやすいことを考慮してシャワーしましょう。
他の洗浄剤ベースのシャンプーより気持ち念入りに、そして、シャワーは頭皮の近くで。
洗うより、流す方を念入りに。
どちらかと言えば、シャンプーの(泡立てて洗う)手順はそこまで念入りにゴシゴシとやる必要はありません。
大概の場合、軽く全体にシャンプーを泡立ててすすぐだけでも取るべき汚れは十分に落ちてくれます。
皮脂が多いからといっても、ゴシゴシ刺激すると逆に皮脂の分泌は増えてしまいます。
だから、洗う手順では腹八分目くらいの気持ちで。
しかし、流す段階では慎重に十分に濯ぎましょう。
ちょっとしたホコリや皮脂が頭皮に残っている場合より、シャンプー剤が残ってしまっている方が遥かにリスキーです。
なので、頭皮に無用なトラブルを起こさないためにも、すすぎは丁寧に。原則です。