解析ジャーナル/成分を知る

両性界面活性剤とは?

2つの顔を持つユニークな界面活性剤。

  1. 両性界面活性剤は、プラスとマイナスの両方の性質を持つ。

  2. 陰イオンと陽イオンをぶつけると、打ち消し合うことも。

  3. 両性は1つで、洗いながらコンディショニングする。

  4. 陰イオンの刺激を緩和し、泡立ちも上質にする。

  5. 単品ではプラスが強すぎて刺激に。陰イオンの補助役。

陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤に続いて、両性界面活性剤という種類があります。


両性とは、その名の通り「プラス」と「マイナス」の両方の性質を持った界面活性剤となります。


つまり、洗い落とす「マイナス」の面、吸着する「プラス」の面を持ち合わせている成分です。


通常、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤をぶつけるとお互いを打ち消し合ってしまう場合があります。


しかし、この両性界面活性剤は1つの成分で両方の性質を持ち、


洗いながら、コンディショニング効果をもたらすという成分です。


そして、もう1つの機能として陰イオン界面活性剤の刺激を緩和するという役割があり、多くのシャンプーでこの効能を目的として配合されています。


さらに、泡立ちを上質にするという性質も。


このように良いことばかりのような成分ではありますが、

単品で使うと「プラス」の面が強くなりすぎて肌に刺激になってしまう弱点も。


そういうことで、通常は陰イオン界面活性剤の補助的な立ち位置で配合されることが多いです。


~ベタイン、ココアンホ~、ラウリミノジ~などの名称で表記されている成分がそれにあたります。


通常はシャンプーに含まれ、その他にはあまり積極的に配合されません。