シャンプー解析ドットコラム
美容師が知らないのは罪!
筆者は元々美容師出身なので、
もちろん美容学校にも通って美容師免許を取得している身である。
だからこそわかることは、
「美容師は基本的に何も知らない」ということ。
なぜかというと、美容学校で一応、化学らしき授業はあるが、
ほとんど理解している人間はいないし、テストの点がよくても化粧品の成分のことはまるでわからない。
つまり、美容師免許という国家資格があることと、
化粧品の成分について知ることは全く別。
自分の意思で学んだものか、意識の高い美容室で勤めた人間でないと化粧品の成分の知識は1つも身につかない。
いくつかの店舗で働いた経験から言わせてもらえば、
95%以上の美容師は自分が使っている薬剤や化粧品の成分についてろくに説明できない。
それは、学ぶ機会も暇もないからだ。
連日技術の練習や試験に追われ、薬剤の知識を深める時間がないのか、
元々興味がないのか(後者の方が大多数だろうが。)、
美容室のシステム上、それを身につけるのは容易ではない。
大多数の美容師は、「勘」を拠り所に製品選びをしているのが実情だ。
さらに悪いことに、数少ないお詳しい方のほとんどは「意地悪な性格」であることだ。
平たく言えば頑固である。
そこに、「シャンプー解析ドットコム」は一定の風穴を開けたと自負している。
自分のサロンで使っているもの、お客様に薦める製品がどんなものなのか、
うたい文句ではわからない本当の性質を理解して使うことで、
美容師として全く新しい視界が開けた気持ちになるはずだ。
自分自身が美容師だったので、そこの理解は誰よりもあるつもりだ。