シャンプー解析ドットコラム

泡風呂ってどうなの?2
言わずもがな、
ラウレス硫酸Naの水溶液に体をひたしておく行為が、
肌にいいわけがありません。
ただし、非常に大量のお湯によって薄まっており、
シャンプー時の濃度と比べれば俄然少量と言えるので
直ちに肌がカサカサになる程ではありません。
しかし、当然少しずつ脱脂力の高い水溶液によって肌のセラミド、コレステロールといった保湿成分が
溶け出すことは免れないので、
頻繁に、日常的に泡風呂に入るというのはおすすめしません。
少なくても普通のお湯よりはずっと肌に刺激性があり、洗浄してしまってるということを忘れてはいけません。
では、マイルドな洗浄剤で泡風呂を作ればいいのでは?
と思う方もいらっしゃるでしょう。
残念ながら、マイルドで低刺激な洗浄剤ほど泡立ちは良くない傾向にあるので、
利便性やコスト面を考えるとラウレス硫酸Na系がほとんど、という現状になっています。
問題意識が出てくれば、近い将来肌に優しいバブルバスというのも開発されると考えられます。