シャンプー解析ドットコラム
シャンプーで「悪い成分」とは何か
1. 無添加
そもそも何が「無添加」かという定義がハッキリしていない言葉の1つです。
主に、防腐剤など品質安定剤系と指すことが多いです。
防腐剤が入っていなければ、普通のシャンプーはあっという間に腐ります。
高温多湿のお風呂場の環境は、最もカビ菌が好む環境だからです。
腐ったシャンプーを使うほど刺激的な体験はなかなかありません。
ただし、防腐剤そのものも刺激やアレルギーの原因になる可能性もあるので、
日本では配合上限が規定されています。
配合上限は、一生使い続けても影響がないとされている限度量です。
ただし、よくやり玉に挙げられるパラベンにしても、
アレルギーや肌荒れの原因になったという事例は極めて稀のように思います。
そして、無添加を売りにする代表的なモノが「石鹸」。
石鹸は防腐剤を含まないのでカラダにいい!と言いたいのでしょう。
しかし、ナント石鹸自体に殺菌作用があることを多くの人は知りません。
そもそも、アルカリ性である石鹸は殺菌用に昔から使われていたほど(手洗い石鹸は殺菌効果を狙ってますね)。
よく考えましょう。
防腐剤が入ってなくても、防腐剤のかたまりのような性質のある石鹸が、本当に体にいいと思いますか?